こんにちは、マレーシアの大学に正規留学中のKAYAです。
今回は、マレーシアの大学入学に興味をお持ちの方のために、「大学の入学方法」について解説したいと思います。
日本の大学といちばん違うのは、マレーシアの大学に受験がないこと!!
英語のエッセイや事前テストもないので、入学がラクだと思われがちですが……実は決してそんなことはありません!
あとで詳しく述べますが、高校の成績と英語資格が非常に重要になるので、高校時代にきちんと勉強する必要があります。
一般的には、留学エージェントにお願いして大学の手続きやビザの申請を行います。
細かい手順や書類等は大学によって異なりますが、最初の入り口は同じ。
どの大学でも提出しないといけないものは、次の4つ。
1)各大学の入学申請書
2)高校の成績証明書(英文)
3)英語資格
4)卒業証明書(英文)
1つずつ詳しく説明していきますね。
1)入学申請書
英語で「Application Form」と呼ばれるもので、各大学のウェブサイトからで無料でダウンロードできます。
自分の顔写真や日本の住所、緊急連絡先などの基本情報を記入します。
英語が苦手で、どこにあるのか分からない……という場合は「〇〇University application form for international student」とウェブ検索すれば、検索結果のいちばん上に引っかかります。
大学によって、この入学申請書の書式が現地学生と留学生で違ったり、オンライン上で提出できる大学もあれば、郵送のみで受け付けているところもあるので、ウェブサイトを参照してください。
2)高校の成績書
マレーシアの大学は、高校の成績と英語資格のみで合否が決まるので、どんなに熱意があっても成績が悪いと入学できません。
成績を提示して、一度拒否されるとその大学にはもう入学できないので注意してください。
友人たちに聞いてみたところ、入学できた学生は評定平均を3-4以上を取っていました。
また、日本での英語の成績がよかったために、後述する英語資格を取らずにそのまま大学へ入学できた学生も!
現在高校生で、マレーシア留学をめざしているなら、成績、特に英語を伸ばしていくことが大切です。
3) 英語資格
多くの大学で採用されているのはIELTSとTOEFLです。
どちらも日本になじみのない名前ですが、マレーシアだけではなくアメリカやイギリスの大学などでも採用されている英語資格です。
高い英語力と集中力を必要とするもので、高校生がチャレンジするのはかなりハードルが高いです。
取るべきスコアは大学と学部によって異なりますが、最近、どの大学でも指定する条件が厳しくなっている傾向にあります。
英検でいうと、大体準一級レベルの英語力が求められます。
以前は各大学直属の語学学校に入り、ある一定の成績を修めればば学部入学できましたが、最近はそこへ入るのにさえ英語資格が必要だったり、語学学校に入れても入学の際に英語資格が必須になってきました。
それゆえ、マレーシアに来る前にフィリピンの語学学校へ通って英語の勉強をする学生も多くいます。
日本人が比較的高い点数を取りやすいのは、TOEFLよりIELTSといわれています。
4) 卒業証明書(英文)
あまりなじみがないものの、重要な英文の卒業証明書。
高校にもよりますが、多くの学生は高校に英語版の卒業証明書を発行してもらってます。
普通の証明書と同様、高校の事務局に問い合わせると発行してもらえますよ。
このように日本とは異なるマレーシアの大学の入学手続き。
もし不明点があれば、大学に直接問い合わせをしてみてくださいね。
大学はすでに新学期。
今学期は、なんとワインについて学ぶ授業があります!
この授業ではワインの歴史やいいワインの見分け方を学びつつ、試飲もできちゃうんです(*^▽^*)
授業内でワインを飲めちゃうなんて贅沢ですよね!
マレーシアでの大学生活も、あと一年。
残りの時間を有意義に使っていきます‼