5月14日(土)、5月15日(日) ワクワク留学フェア開催決定!

マレースタイルの結婚式

先日の超豪華結婚式の翌日、マレースタイルの結婚式に呼ばれてお伺いしました。
友人の息子さんが新郎。
中華系の方によると、600人の招待客は普通とのことでしたが、おそらく、ムスリムマレーシア人の、ごくごく標準の結婚式はこんな感じなのかなと思います。

場所は地域の集会場のようなところ。
室内と外に、ご飯を食べるスペースが設けられています。

malmar (4)

malmar (5)

malmar (15)

malmar (11)

室内には、豪華に飾られたステージと、新郎新婦用のテーブルが設置されています。

malmar (18)

malmar (17)

 
ムスリムマレー人の結婚式の場合、招待客だけでなく、近所の誰もが参加可能とのこと。
好きな時間に来てご飯をいただき、新郎新婦のご両親に挨拶して、好きな時間に帰るのが普通のよう。
新郎新婦と面識のない方が来たり、新郎新婦登場前に帰る方もいるそうです。

たくさんの方に食事がふるまわれます。
食事内容は、オーソドックスなマレー料理。
チキンカレー、ビーフカレー、マトンカレー、野菜カレー。

malmar (2)

malmar (3)

malmar (8)

malmar (7)

こちらはご飯をぎゅっと容器にいれて茹でたもので、粘り気のないおもちのようなものです。

malmar (6)

定番のフルーツはスイカとオレンジ。
その隣は、お漬物がわりのパイナップル。
デザートはさつまいものお汁粉のようなものです。

malmar (1)

malmar (13)

卵入りのもちもちした生地に、唐がらしとそぼろが入ったお料理も、定番メニュー。
ピリッと辛くてもっちりした卵焼きという感じの味。

malmar (14)

ご飯と一緒に好きなように盛り付けていただきます。

malmar (9)

malmar (16)

 
みんなが食事をはじめて1~2時間たってから、やっと新郎新婦の登場です。
豪華な舞台に新婦が先に座って待っています。
新郎は、外から太鼓隊と一緒に登場。
太鼓の音で、なんだか雰囲気が盛り上がってきます。

malmar (25)

malmar (20)

malmar (24)

2人が檀上のソファーに座ると、来客がおめでとうを言いに上がります。
新郎が彼のお母さんに、深く頭を下げていたのが、言葉はないけど、なんかじーんとしました。

malmar (23)

malmar (22)

檀上での儀式は、まず、パンダンリーフという、マレーの食事やおやつによく使われる葉を、しょうが汁につけ、新郎新婦にふりかけます。
その後、黄色く色づけしたお米をふりかけます。
これは、栄華を願う行動とのこと。
また、卵を額につけます。
子孫繁栄を願う行動ですね。

malmar (21)

新郎新婦の手は、ヘナタトゥーで装飾。
これはよくインドから伝わった習慣で、結婚式前日にするそうです。
他国の文化も取り入れているのが、多国籍マレーシア流。

malmar (30)

この一連の儀式をしておめでとうを言うと、引き出物替わりに、茹で卵がついた造花をいただきました。

malmar (29)

子孫繁栄の意味があり、ムスリムマレー人の結婚式の引き出物は、必ずこれなのだそう。

 
伝統衣装を着た新郎新婦。
とっても綺麗。
その後、テーブルに移動し、お祈り。
全員でまた食事をいただきます。

malmar (28)

食事の後は、司会が2人になれそめなどをインタビューしている様子。
司会の方、まあカジュアル(笑)。
結婚式だからって気合をいれないこの感じも、まさにマレーシアっぽい。

malmar (34)

お決まりのケーキカットもありました。

malmar (19)

malmar (27)

お互いに食べさせ合ったりして。
万国共通なのかな?

malmar (26)

その後写真撮影タイム。
こんな感じでまだまだ続きそうですが、今回はここで失礼させていただきました。

malmar (32)

家族写真にいれていただいて恐縮。
結婚式の前日夜遅くに、「明日のテーマカラーは紫だからね~」と連絡が来ました。
前日夜に伝えるって、、、。
このラフさがマレーっぽい(笑)。
そういいつつも、ちょうど紫色のマレー服を持っていたので着ていきましたが。

 
とにかく、おめでたい席は、万国共通で素敵です。
末永くお幸せに!